【特定技能】ビルクリーニングの基本!ホコリ(汚れ)の種類・大きさ・正しいお掃除道具と方法を分かりやすく解説 – アイセイソウ株式会社

ビルクリーニング(建物清掃)のお仕事へようこそ!

ビルをキレイに保つためには、ただ道具を動かすだけでなく、「いま自分がどんな汚れを落とそうとしているのか」を知ることがとても大切です。

この記事では、特定技能評価試験にも出題される、基本的な「ホコリ(汚れ)の種類と大きさ」、そしてそれをキレイにするための「正しい器具と清掃方法」を、外国人スタッフのみなさんに向けて分かりやすく解説します!

1. ホコリ(汚れ)の種類と大きさ

ビルの中にあるホコリやゴミは、目に見える大きなものから、目に見えない小さなものまでたくさんあります。これらは大きく「浮遊粉じん(ふゆうふんじん)」「粗大粒子(そだいりゅうし)」の2つに分けることができます。

① 浮遊粉じん(空気中をただよう小さなホコリ)

  • 大きさ: 10μm(マイクロメートル)以下のもの

    ※1μmは、1mmの1000分の1の大きさです。人間の髪の毛の太さが約70〜100μmなので、とても小さいことが分かりますね。

  • 特徴: とても軽いため、空気中を長い時間ふわふわと浮いています。人が動いたり、エアコンの風が吹いたりすると、すぐに舞い上がってしまいます。

② 粗大粒子(床に落ちる大きなホコリ・ゴミ)

  • 大きさ: 10μmより大きなもの

  • 特徴: 重さがあるため、空気中をしばらく浮いたあと、最終的には床や机の上に落ちて積もります。

  • 具体例: 髪の毛、糸くず、靴の裏についた土砂(すな)、紙くずなど。

2. 清掃に使用する器具(道具)

ホコリを効率よく、安全に取り除くために、ビルクリーニングでは主に以下の器具を使います。

器具の名前 主な役割・特徴
自由ほうき 床にある粗大粒子(大きなゴミや砂)を掃き集めるために使います。
ダストモップ 床に積もった細かいホコリ(浮遊粉じんが落ちたもの)を、舞い上げずに吸着して拭き取ります。
ドライバキューム(掃除機) 床(特にカーペット)に落ちたホコリやゴミを強い力で吸い込みます。
チリトリ ほうきやモップで集めたゴミを拾って捨てるために使います。
ダスタークロス 使い捨てのシートで、モップの先につけて床のホコリを拭き取ります。

3. 正しい清掃の方法(手順とコツ)

ホコリを掃除するときは、「上から下へ」「奥から手前へ」が基本のルールです。

ステップ1:高いところのホコリを落とす

まずは机の上や棚の上など、高い場所にあるホコリをダスター等で取り除きます。このとき落としたホコリが、後で床に落ちてきます。

ステップ2:床のホコリを舞い上げずに集める(ダストモップ・ダスタークロス)

いきなり激しくほうきを動かすと、細かいホコリが空気中に舞い上がってしまいます。

  • コツ: ダストモップを床から離さないようにして、ゆっくりと滑らせるように動かします。S字を描くように動かす(S字拭き)と、ゴミを後ろに逃がさずキレイに集められます。

ステップ3:大きなゴミを回収する(自由ほうき・チリトリ)

モップで集めたゴミや、角に残った粗大粒子(大きなゴミ)を自由ほうきでチリトリに掃き入れます。

ステップ4:仕上げ(バキューム掃除)

カーペットの床などの場合は、ドライバキューム(掃除機)を使って、奥に入り込んだホコリまでしっかり吸い込みます。

まとめ

ビルクリーニングのプロとして大切なのは、「ホコリを空気中に舞い上がらせないこと」です。

  • 小さなホコリ(10μm以下)は空気中をただよう

  • 大きなホコリ(10μm以上)は床に落ちる

  • 掃除は「上から下」「奥から手前」へ、モップを床から離さずに動かす

この基本をマスターして、利用する人が気持ちよく過ごせるピカピカなビルを目指しましょう!