【ビルクリーニング特定技能】床面の日常清掃・定期清掃の基本!使用する器具と正しい作業方法を徹底解説 – アイセイソウ株式会社

日本のビルクリーニング業界では、多くの特定技能外国人の皆さんが活躍しています。ビル清掃の中でも、建物の印象を大きく左右するのが「床面(ゆかめん)の清掃」です。

床面の清掃には、毎日行う「日常清掃」と、定期的にしっかり行う「定期清掃」の2種類があり、それぞれ使う器具や方法が異なります。この記事では、特定技能の評価試験にも出題される重要な基本ポイントを、わかりやすく解説します。

1. 床面の「日常清掃」と「定期清掃」の違い

床面清掃は、目的と頻度によって大きく2つに分けられます。

  • 日常清掃(にちじょうせいそう)

    • 目的: 毎日〜数日おきに行い、その日に出たゴミやホコリを取り除いて美しさを保つ。

    • 主な作業: 掃き掃除、モップ掛け、掃除機掛け。

  • 定期清掃(ていきせいそう)

    • 目的: 月に1回、または数ヶ月に1回行い、日常清掃では落とせない頑固な汚れを機械を使って落とす。また、床を保護するワックスを塗り直す。

    • 主な作業: ポリッシャーによる洗浄、吸水、ワックス塗布。

2. 日常清掃で使用する器具と方法

日常清掃は、建物を利用する人が快適に過ごせるよう、スピーディーかつ丁寧に行うのがポイントです。

① 使用する主な器具

  • 自在ほうき(じざいほうき): 床面の細かいホコリやゴミを集める。

  • ダストパン(ちりとり): 集めたゴミを拾い上げる。

  • ダストモップ / フラットモップ: 広い床面のホコリを効率よく拭き取る。

  • 水拭きモップ: 床の軽い汚れを水や薄めた洗剤で拭き取る。

② 正しい作業方法・手順

  1. ゴミの除去(ドライ作業): まずは自在ほうきやダストモップを使い、床にある髪の毛、ホコリ、砂などを集めてちりとりで回収します。

  2. モップの動かし方: モップを掛けるときは、「後ろに下がりながら」行います(自分が綺麗にした床を踏まないため)。また、モップは床から離さず、横に「字」を書くように「8の字」に動かすのが基本です。

  3. 水拭き(ウェット作業): 必要に応じて、固く絞った水拭きモップで拭き上げます。床が濡れていると滑りやすいため、必ず「清掃中」の看板を立てて周囲に知らせましょう。

3. 定期清掃で使用する器具と方法

定期清掃は、専用の機械を使ったスケールの大きい作業です。チームワークと安全管理がとても重要になります。

① 使用する主な器具

  • ポリッシャー(床磨き機): モーターでブラシやパッドを回転させ、床の汚れを削り落とす機械。

  • ウェットバキューム(吸水掃除機): ポリッシャーが洗った後の汚れた水を吸い取る掃除機。

  • 洗剤(剥離剤・床用洗剤): 汚れや古いワックスを浮かすための専門の薬品。

  • ワックス(床用樹脂仕上げ剤)& ワックスモップ: 床を保護し、光沢(ピカピカ)を出すための液体。

② 正しい作業方法・手順

  1. 準備と養生(ようじょう): 壁や家具に洗剤が飛ばないよう、ビニールなどで保護します。

  2. 洗剤の塗布とポリッシャー掛け: 床に洗剤をまき、ポリッシャーを動かして汚れを落とします。

    ⚠️注意点: ポリッシャーのコードは常に自分の後ろにくるようにし、コードを踏まない・巻き込まないように注意してください。

  3. 汚水の回収: ポリッシャーで浮き出た汚い水を、ウェットバキュームで素早く吸い取ります。

  4. 水拭き・乾燥: 床に洗剤成分が残らないよう、水拭きモップで仕上げ拭きをし、床を完全に乾かします。

  5. ワックス塗布: 床が完全に乾いたら、ワックスモップを使ってワックスを薄く均一に塗ります。塗りムラ(厚いところと薄いところ)ができないよう、一定の方向へ動かします。

まとめ:安全第一でプロの清掃を目指そう!

床面清掃をマスターすることは、ビルクリーニングのプロフェッショナルへの第一歩です。 器具の正しい使い方を覚えるだけでなく、「濡れた床での転倒防止」「機械のコードへの注意」など、安全面にも常に気を配りましょう。

一つひとつの作業を丁寧に行い、ビルの利用者に喜ばれるピカピカの床を目指してくださいね!